偉大な母親へのコンプレックスから生まれたバカ息子皇帝が作ったロシア皇室の男系男子法

『春風のスネグラチカ』という話がめっちゃ面白い。

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ロシア革命後のソ連を描いたマンガなんですけど、ロシア皇室に関するミステリーの話です。

ヘカテーはロシア革命は『オルフェウスの窓』で知ってたからすんなり入れました。

『オルフェウスの窓』でチョーかっこよくてヘカテーも惚れた軍人のレオニード・ユスーポフ

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(主人公がレオニードを振って昔から好きだった革命戦士を選んだことを「あんたバカじゃないの?」と一人でマンガに突っ込んでた)

この人は最後自害してましたが、モデルとなったフェリクス・ユスポフはばっちり生きてパリへ亡命してました。

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そして、女装癖があったことが分かった時はちょっとショックでした。

『春風のスネグラチカ』では女装した姿で登場

無題

『春風のスネグラチカ』を読むずーーっと前から不思議に思っていたことがあります。

ロマノフ家がめちゃくちゃになった理由の一つに、やっと生まれた皇太子となる長男アレクセイが血友病でそれに悩んだ皇帝夫妻がラスプーチンに救いを求めたことにあります。それでロシアの貴族階級はぐちゃぐちゃになった。

(ちなみに『春風のスネグラチカ』にもラスプーチンが大きなキーワードとして出てきます)

でもね、アレクセイの前には皇女が四人もいたんですよ。

オリガ、タチアナ、マリア、アナスタシア

(『春風のスネグラチカ』にもちょっとだけ出てきます)

ちなみにアナスタシアが生まれたときにはニコライ二世もニコライ二世の母親も「また、アレクサンドラは女の子を生んだの!」とみんなが失望した。

でもさ、ロシアの皇帝って女帝いるじゃん。

なんで男子じゃなきゃダメになったの?


エカチェリーナ2世なんてピョートル1世とともに「大帝」と呼ばれるくらい大きな功績を残したじゃん。

はい、実はエカチェリーナ2世の息子がその原因を作りました。

ドイツ出身のエカチェリーナ皇后はバカでどうしようもなかった夫をクーデターで追放

跡取り息子のパーヴェルは姑のエリザヴェータ女帝に甘やかされて育てられました。

パーヴェル皇太子がバカで性格が悪かったためエカチェリーナ女帝との関係は最悪。

そしてエカチェリーナ2世はバカ息子に見切りをつけて孫のアレクサンドルやコンスタンチンをかわいがりました。そして、将来の帝位継承者として自ら帝王学教育を施し、パーヴェルを廃嫡してアレクサンドルを次代の皇帝たらしめんと望むようになりました。

(あれ、なんかどっかで聞いた話だな・・・。自分で育てられなかったためバカに育った息子に見切りをつけて、せめて孫だけはまともに育てようとする。おかしいなー、どっかで聞いたぞー)

皇位を継いだパーヴェルはパーヴェル1世となり、母親であるエカチェリーナ2世を全否定するようになりました。

彼がやったことの一つにこれがあります。

1797年4月5日、パーヴェル1世の戴冠式が行われたが、同日に帝位継承法を定めて男系男子による帝位継承のルールを確定し、女性が帝位に付くことを禁じた。これによって、(母親もしくは姉を摂政とする)幼帝及び女帝(ロマノフ家の血統でない皇后を含む)乱立の時代に終止符が打たれた。
(ウィキペディア)

バカ息子が偉大な母ちゃんへのコンプレックスで作ったのか!

ヘカテー、びっくりだぜ!

(あれ、自分よりも優秀な女性を許さないってどっかで聞いたような・・・)

まあロマノフ家の血を継いでない皇后が皇帝になっちゃうのはどうかと思うけどな!

この男系男子法を死守した結果、ロマノフ王朝は滅んだようなもんですよ。

ヨーロッパの王室は絶対君主制のリヒテンシュタイン以外は女王も女系継承も認めています。

しかもすごいことに王太子や次の王太子に決まってるのって王女が多い!

スペイン(現王太子)、オランダ(現王太子)、ベルギー(現王太子)、スウェーデン(現王太子&その次の王太子)、ノルウェー(王太子の娘が次の王太子に決定)

敬宮さまとひそひそ坊やの世代って女王ばっかりですね。

一方男系男子の国もあります。

アラブ首長国連邦、オマーン、カタール、ブルネイ、クウェート、サウジアラビア、スワジランド

イスラム教徒の一夫多妻の国なのです

国連が「日本の皇位継承は男女差別」と指摘したけど、

外国からしたら

「一夫一夫制なのに男系男子にしがみついてる変な国。ロマノフ王朝の二の舞を踏むんじゃね?」

と見られてます。
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わたくしは神と言った女性天皇

女性天皇は8代6人おられました。
明治からこちら、女性天皇中継ぎ説が広められましたが、そうとばかりも申せません。
持統天皇。
彼女は、まだ皇位継承制度が確立されていない古代日本において、嫡孫への譲位を謀りました。
そして、伊勢神宮の神格化、遷宮、自らを天照大神になぞらえ「天孫降臨」神話を創作したと言うのが最新の定説です。
女性天皇は中継ぎどころか、とんでもないご婦人です。
いいかげん明治維新と富国強兵の男系男子限定皇位継承を改めないと、日本の象徴は「日本の愚かさの象徴」となりかねません。

拘ったのは男系男子でなく

男系男子では続かないと判っちゃいるんですよ。
もう側室を認める世の中ではない。十代で入内して、5人も10人も産めるだけ産んだ時代ではない。
それに血が弱くなってくると、生物的に強い女児が増えるのは何となくわかってる。

4Gが拘ってるのは「男系男子」で継承することでなく、「秋篠家に皇統を移す」ことなんです。
だからマスゴミも「ヒソ様までは決まってる」と馬鹿の一つ覚えみたいに書く。
「その後が続かなきゃ女系でも女帝でもいいよ」と思ってる。
だからマコ丼カコチンを必死に皇室に残そうとしている。
万一ヒソ君が早くアボ●しても、マコ丼が継げばいい。それは文句ないのよ。

どう見ても賢兄愚弟なのに、なんでヘーカは次男に肩入れする?
その理由には諸説あります。とても口に出せないことも…

サリカ法があった国でも

ヨーロッパで「男系主義」といえばやはりフランスがあげられると思います。
カペーの男系で王位継承が行われ、ヴァロワもブルボンもカペー家の男系でした。
その流れを組むのがスペインのボルボーン王家ですが、次代はどうやら女系で繋ぐようですね。
前のダプスブルゴ朝(スペインハプスブルグ朝)とは女系で繋がっています。
やれY染色体だ何だと、どうでもいいような理屈をこねても「血筋」は親→子で繋がれるものです。
アホのアーヤ?ウスラボケくん?お呼びでない。
皇太子さま、敬宮さまで継承は決まっています。

似てますねー

帝政ロシアと日本、似てますね確かに。
「ロシア大公」の称号を使えるのを、
皇帝の男系子孫なら誰でも可から、
皇帝の男系孫までに限定して、生後9日のイオアンを
ロシア大公からロシア公に格下げ。
その後「ロシア大公」を名乗れる男児は1人も生まれず、
漸く生まれたのが、件の皇太子アレクセイです。

日本でも男児が40年も生まれずに、やっと生まれたのが
例のかまうもんかい坊や。この坊やに拘ってると、
帝政ロシアと同じ道を辿る羽目になっちゃうのかしら…?
プロフィール

ヘカテー

Author:ヘカテー
皇太子ご一家大好きの神奈川生まれの神奈川育ちの神奈川県民。昭和生まれの平成育ち。真っ当な日本が好きなだけだにゃ~
↑悪いナマズを踏みつけている招き猫
メールアドレス retsugaiha@excite.co.jp

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