読書感想文 『ブータン王室はなぜこんなに愛されるのか』


上記本を図書館から借りてきました

立ち読みしてたら

「日本皇室とブータン王室 知られざる交流」

と書いてあったので、

「およ、これは家でじっくり読まねば!」

と借りてきました。

前ブータン国王の第4代ブータン国王

1989年2月に初来日されたブータン国王

大喪の礼は寒い雨の日でした。

世界164か国、28の国際機関の弔問使節の中でも一番目立っていました。

弔問客もみぞれ混じりの雨の中、しかも屋外で行われた大喪の礼に参加するために上からコートを着ていました。

しかし、ブータン国王は弔意を表す正装である「ゴ」をお召しになられました。

当時はバブル期で日本はウハウハでしたから、

各国の首脳や元首は弔問とは言いつつも、

「おたく結構いい景気なんでしょ?ちょっとでいいからうちを助けてくれない?」

と「ついで外交」を繰り広げていました。

しかし、ブータン国王は「弔意を表しに来たから」とすぐに帰国されました。

そしてブータンの国内で、昭和天皇のために王宮に祭壇を設け、

1か月の喪に服しました。

第4代国王は無私の心で国民を愛した昭和天皇を尊敬していたという。

(ちなみに皇太子ご夫妻を昨年即位式に招待してくれたトンガも国王陛下がトンガの正装の「タオパラ」をお召しになりました。寒いからコート着ましょうと周囲から勧められても「昭和天皇への礼を欠くことはできない」と南国の正装で一日を過ごされました)

この第四代国王を羽田空港で出迎えたのは当時の浩宮さま、現徳仁皇太子殿下です。

ドゥック・エアの特別機から降り立つ国王と皇太子殿下は固い握手を交わされ、

しばらく二人だけで言葉を交わされました。

実はブータン王国を初めて訪問した日本の要人は何を隠そう徳仁皇太子殿下です。

「よみうり報知写真館」の検索欄に「浩宮 ブータン」と入力すると写真が結構出てきます。

1987年3月にブータン、ネパール国王、インド政府から招待された浩宮さまは三各国を訪問されました。

若きブータン国王とも王宮に招かれて謁見しただけではなく、

ブータン王室から贈られた「ゴ」をお召しになってブータン国民の人々と一緒に民族舞踊を踊り楽しみました。

同行した記者にブータンの印象を聞かれた浩宮さまは

「ブータン人みたいだと言われました」

と仰いました。

皇孫殿下ブータン訪問を昭和天皇はこう詠まれてます

ブータンのならはしわれに似る話浩宮よりたのしく聞けり

201502222017436c2_20160530175431469.png

x6105.jpg

jetsun-pema-2-a.jpg

prm1605210028-p30.jpg

1321557082293.jpg

いい話だなー。

ブータン王室と一番交流があるのは皇太子殿下ですね。

と思ってたとんでもない落とし穴があった

第四代国王の息子である第五代国王同妃両陛下が来日された時の話です。

天皇の入院で、当初予定されていた国王夫妻の天皇皇后との公式面会はかなわぬものとなってしまった。しかし、天皇を見舞っていた皇后は、帰りにその足で赤坂にある国王夫妻の宿舎、迎賓館に向かっている。当初は、年少者である国王夫妻が、皇居を訪れるはずであった。しかしかなわぬ再会のお詫びに、美智子皇后自ら、ブータンから訪れた国賓のもとを訪れたのである。皇后は国王夫妻だけでなく、随行員ともあいさつを交わし、言葉をかけられたのだそうだ。妻が日本人であるというロイヤルオフィスの随行員には「いつまでもお幸せに」と優しい言葉を、また国王の主治医には「あなたのお仕事が忙しくならないことを祈っております」とユーモアあふれる言葉をかけたそうだ。

134024922.jpg

いや、入院中の病人のお見舞いをした後に国王同妃両陛下にお会いするあんたが原因になりそうじゃん。

必死すぎてうざい。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

確かに必死過ぎです

ミチコさまの走っているんだか、歩いているんだか
わからないお姿に「必死さ」が表れていますね。
着物を着ているのに、この歩幅は一体(笑)

そして王妃殿下、あまり嬉しくなさそうです。
国王陛下は幼い頃から帝王学を学んでおられるでしょうから、
こういう不測の事態にも、サッと取り繕うことも出来ると思いますが、
お若い王妃殿下にそこまでのことは無理でしょうね。

ミチコさま、何もここまでしなくても…と、誰しもが
思う場面だと思います。

ブータン王室の危機感。

ブータン先々代国王は外遊中に不審死を遂げられました。
そして、即位した先代国王は20代前半。
のんびりした国のように思えますが、先代国王の従姉妹にあたるアレキサンドラ王女に不穏な動きがあったり、21世紀に入って中国解放軍の侵攻され領土を奪われたり、ブータン王室の緊張感は日本の皇室の比ではないでしょう。
当然「誰が信頼できるか」「誰が国際情勢に明るいか」、必死に見極めようとする。
出した答えが、浩宮徳仁親王だったわけですよ。

ちなみに、女性の民族衣裳キラを留める銀細工のブローチ。おしゃれなブータン女性は自らデザインします。男性のゴは、袖の白い折り返し部分が大きいほど身分の高い証だそうです。
また、一夫多妻も一妻多夫も実はOKでして、魅力と財力のある人には素敵な国のようです。
チベット人、ブータン人、日本人は遺伝子解析すると「同じ古いモンゴロイド」に属します。中国や朝鮮半島とはやや異なります。

この訪問のニュース覚えています!当時、何故ブータン?と不思議でしたが、アジアの中で王国の付き合いという事で納得しました。やはり皇室の付き合いには、長い歴史の積み重ねがあるので、皇太子殿下で無ければという場面もあるはず。雅子様と一緒に深めて頂くのが一番ですね。

「ゴ」をプレゼントしたのは皇太后

私は「ヨミダス歴史館」の検索で「浩宮 ブータン」と入力してみました。

1987.03.10 浩宮さま“王室外交” ネパール、ブータン インドにも
1987.03.16 浩宮さまヒマラヤ行 気さくに交流 若々しさに歓迎の波
1987.03.19 浩宮さま、ブータンの日々
1987.03.20 浩宮さま 民族衣装で踊りの輪に
1987.03.25 アジアの現実に驚きと関心 浩宮さま、歴訪のご感想 きょう帰国へ
1987.03.25 [社会部発87]“秘境”に親日の声高らか 浩宮さまブータンの4日間
1987.04.04 [浩宮さまのブータン紀行]=上 心づかい 王室女性、破格の歓待(連載)
1987.04.06 [浩宮さまのブータン紀行]=中 触れ合い 接待テニスより街へ(連載)
1987.04.07 [浩宮さまのブータン紀行]=下 思い出 山の僧院へ健脚披露(連載)

長く鎖国していたブータンと日本の外交関係が樹立されたのは前年の1986年3月。(今年は外交関係樹立30周年)

ケサン皇太后は、王妃だった1957年と1969年に来日しているが、国交がなかったため、関西の学者グループが私的にもてなしただけで
日本政府は何の歓迎もしなかった。が、皇太后は勤勉で自国民とよく似ている日本人に好意を持ち続けられていた。国交樹立一年を期した浩宮さまのご訪問を一番心待ちにされていたのは皇太后だったかもしれない。

国王は現国王の父君、当時31歳、独身。プリンス・ヒロのブータンでの4日間。

3月16日
カルカッタからパロ空港へ 王妹ワンチュク王女がお出迎え。
王宮の庭でブータンの国技の弓技をご覧、飛び入りで弓をひく浩宮さま。
午後はパロ農業機械化センター(日本人の経営)を視察。
首都ティンプーへ、空港や王宮のあるパロからティンプーまでは山道を揺られて1時間余り、標高2400mの高地だけに肌寒い。

3月17日
午前、ワンチュク国王と会見。
国王の案内でティンプー・ゾン(城)を見学、踊りをご覧。
国王主催の午餐会。
3時から6時まで空白の時間があり、テニスコートとラケットが用意されたが、「もし可能なら市内に出て歩いてみたいのですが」。
突然のプリンス・ヒロのお出ましに数千人の人だかりができた。翌日も時間を惜しんで農家などを視察。精力的にブータンの人々との触れ合いを続けられた。
夕方、日本大使主催のレセプション。
レセプションの直前、皇太后から「ゴ」のプレゼント、見事に着こなした浩宮の配慮がどんなにブータンの人々の親近感を増すために役立ったかは言うまでもない。
レセプションには皇太后と国王の姉妹3人も出席、日本側関係者と約1時間歓談、異例のことであった。

3月18日
午前、郊外の標高3000mの山頂にあるタンゴ僧院を参拝、「国王は25分で登られたそうだが私は何分かかるかな。」、馬が6頭用意されたがそれには目もくれず30分で登るという健脚を披露された。
夕方、皇太后主催の宮中晩さん会。
浩宮さまは「暖かくてとても快適」とゴを着て出席、少年少女らが「また会いましょう」と歌いながら踊る輪の中に、王族と一緒になって加わられた。

3月19日
パロ空港には、予定にはなかったのに皇太后と三王女がお見送り。

王室が浩宮さまの歓迎に並々ならぬ心遣いをした。外国からの賓客を感動させるもてなしのできる女性、これがブータン訪問で、もう一つ加わった浩宮さまのお妃選びの条件である。


あ、弟ご夫妻もブータンにいらっしゃっています。

1997.02.26 秋篠宮ご夫妻がネパール、ブータンへ

秋篠宮ご夫妻は二十六日午前、成田空港発の日航機でネパール、ブータン公式訪問に出発された。二十七日午後にネパール到着、ビレンドラ国王夫妻を表敬訪問するほか、日本が資金援助している淡水魚養殖センターなどを視察される。来月三日、ブータンに入り、ワンチュク国王主催の昼食会などに出席して、七日に帰国される予定。

記事はこれだけ。このご夫妻の外国訪問は、浩宮さまのときのようなみなが笑顔にあふれたものとは違うのですよね。チンマリと会見の記念写真を取ってそれでヨシ、みたいな。どこに行ってもその場限りで、長く語り継がれたり、再会したときに喜びあう、というようなものにはなっていないという気がします。

ブータン特別展

というわけで、今年は日本とブータンの外交関係樹立30周年、常陸宮ご夫妻が9日、「ブータン~しあわせに生きるためのヒント~」を鑑賞されています。常陸宮さま、お元気そうで嬉しいです。

http://www.sankei.com/life/news/160609/lif1606090031-n1.html

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00327201.html

プロフィール

ヘカテー

Author:ヘカテー
皇太子ご一家大好きの神奈川生まれの神奈川育ちの神奈川県民。昭和生まれの平成育ち。真っ当な日本が好きなだけだにゃ~
↑悪いナマズを踏みつけている招き猫
メールアドレス retsugaiha@excite.co.jp

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR