高円宮さまって本当に皇太子殿下のことを思ってくださっていたことが分かるエピソード

AB型さまコメント

今日は、今回のお話から離れてしまいますが、私も仕事がお休みでしたので、自宅でゆっくり過ごしました。先日、高円宮さまの47年の生涯を記した『高円宮憲仁親王』(高円宮殿下伝記刊行委員会編、読売新聞社、2005年)が届きましたので、そちらを読んでいました。その中から高円宮邸での素敵のお話の一つを引用という形で紹介したいと思います。


>お二人の殿下の笑顔
>W杯が終わってすぐの七月八日、小泉純一郎首相はトルシエ監督と選手全員に感謝状を贈った。一行は午後五時半までに首相官邸に行くことになったが、高円宮から「官邸では食事は出ませんよ。行く前に私の所に寄ってください」というお申し出があった。
>岡野らが午後四時にうかがうと、ご夫妻は簡単な食事と飲み物を用意されていた。その部屋に皇太子さまがふいにお見えになった。普段着のお姿でネクタイもされていない。
>岡野らが驚いていると、皇太子さまは「高円さんが呼んでくださった。私もみなさんとお話をしたかったので参りました」とおっしゃった。ご歓談するうちに、皇太子さまはポケットから一枚の写真を取り出された。皇太子さまが代表チームのユニホームをお召しになり、これもユニホーム姿の愛子さまを膝に乗せていらっしゃる写真だった。
>岡野が「愛子さまのユニホームは注文されたのですか」とお聞きすると、高円宮が笑われて「最近はそういう小さいのも売ってるんですよ」と言われた。
>W杯大会閉会の翌日、岡野は、金大中大統領夫妻とともに皇居にうかがった際、皇太子さまがこうおっしゃるのをお聞きしていた。
>「こんなにサッカーが面白いものとは思いませんでした」
>高円宮も傍らで、そのお言葉を聞いていらっしゃった。「それで皇太子さまをお呼びになったのでしょう」。岡野は、あの日の殿下お二人の笑顔を忘れない。

(高円宮殿下伝記刊行委員会編『高円宮憲仁親王』(読売新聞社、2005年)第5章 多彩なご公務 P.367‐368)


ちなみに上記のお話にも登場する「岡野」という人物は、日本サッカー協会名誉会長・岡野俊一郎氏のことです。氏はサッカーの世界で活躍され、その後高円宮さま、川淵氏らとともに低迷状態にあった日本サッカー界の再建に尽くされた人物です。

他にも高円宮さまのご公務や国際親善へのご姿勢など素敵なお話が沢山あるのですが、今日はこれぐらいにしますね。


img20071210120640_20160610234658f3d.jpg

素敵なエピソードを教えていただいてありがとうございます。

本当に優しい方だったんだなー。

いい人は早く亡くなるのに、ダメな人間は風邪一つ引かない。

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だぶりゅーはい

この皇太子さまと小さな愛子さまのお写真、お気に入りなのかよく見せておられましたね。
園遊会に代表選手が招かれた時にも見せておられたような記憶。
(ちょっと協会、その人選でいいのか?と思った今は亡き松田直樹選手^^;)

高円宮さまは、サッカーファンにとっては、決して名誉職だけではない方でした。
それは、引き継がれた久子さまも同じです。
本当にサッカーに対する愛情を感じます。

岡野さんは、岡埜栄泉のお坊ちゃまですね。

これは以前にも書いたかもしれませんが、日韓W杯の大会前、両ヘーカが選手の激励に訪れました。
そこで、原稿を読みながらの挨拶でこう言ったわけです。
「だぶりゅーはい」
聞いた瞬間のけぞりましたね(笑)
あの人は、原稿の推敲も読む練習もしてないと確信している理由の一つです。

この世は残酷

ヘカテー様、再び高円宮さまのエピソードを取り上げて下さり、ありがとうございました。

高円宮さまの伝記は、まだすべてを読み終えた訳ではありませんが、殿下の素顔を多く知ることができ、私自身も楽しく読んでおります。

高円宮さまについては、雅子さまに関する逸話も残されており、例えば、1999年12月に高円宮ご夫妻が国際親善でケニアを訪問中、12月9日が雅子さまのお誕生日ということもあり、高円宮同妃両殿下の名で「遠くアフリカの地よりお祝い申し上げる」旨の伝達を随員を通じて東宮女官長宛に電報を打たれたというお話もございました。

他には長くなりますので詳細は次の機会にとさせていただきますが、2002年10月4日に皇太子ご夫妻が「国際交流基金設立30周年記念 平成14年度国際交流基金賞・国際交流奨励賞授賞式及びレセプション」にご臨席になられたのですが、これは国際交流基金嘱託職員であった高円宮さまのお招きで実現したもので、当日は高円宮ご夫妻も同席されています。

また、同年10月30日にはドナルド・キーン博士の講演会をご聴講されていますが、こちらも高円宮さまのお招きで実現したもので、皇太子ご夫妻と高円宮ご夫妻が出席しています。

同年11月に高円宮さまがお倒れになられた際、皇太子ご夫妻は御所で両陛下に会われ、殿下の容体を大変心配されたそうです。高円宮さまが搬送された病院には御所のお使いが見舞いに訪れたそうです。伝記には殿下が亡くなられた後、オーストラリア、ニュージーランド訪問を終えられた皇太子ご夫妻は、敬宮さまとともに高円宮邸を訪れたと記されていました。
プロフィール

ヘカテー

Author:ヘカテー
皇太子ご一家大好きの神奈川生まれの神奈川育ちの神奈川県民。昭和生まれの平成育ち。真っ当な日本が好きなだけだにゃ~
↑悪いナマズを踏みつけている招き猫
メールアドレス retsugaiha@excite.co.jp

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