昭和天皇のちょっといい話―生物研究―

オムライスさまのコメント

昭和天皇のあるエピソードです。

「上着をぬいだ天皇」 岩川隆著 角川文庫 
本作品は、「野生時代」昭和五十九年十二月号~六十年三月号に掲載の「君は天皇を見たか」に加筆訂正。単行本は昭和六十一年八月に角川より刊行されました。

一部抜粋p288~p289より

『いま、天皇は、毎週月曜日の午後、木曜日のの午後、土曜日の午前と午後を研究日として皇居内の生物学御所研究所においでになる。
そもそもヒドロゾア(水の動物の意=分類学上は腔腸動物)や変形菌の対象に選ばれたのも、この分野は専門の研究者が少なく、地味であるとともに
‐‐一般の学者に迷惑にならぬように。‐‐
という天皇の配慮とお気持が含まれている。御研究所にあるヒドロゾアの資料はおよそ二十科で三百種。今は最後の科の「ハネガヤ科」に取り組んでおられるらしい。
天皇の生物学の御研究についてはこれまで繰り返し語られてきた。イギリスのリンネ協会名誉会員、ローヤル・ソサエティ名誉会員、などの肩書は、ただの”名誉の号”だけではなく外国でも認められた業績に支えられている。天皇のほうは、しかし、「あくまで趣味の域です。それはきみたち(記者)素人にくらべれば学者にみえるだろうが、趣味の段階です」とおっしゃている。』


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コメントありがとうございます。

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非公開コメント

本当にお好きだったのは。

昭和天皇が本当にお好きだったのは、歴史だったのです。
箕作元八「フランス大革命史」や「西洋史講話」を愛読なさいました。でも、お立場を考え、歴史好きでは誰かに利用されるからと、二番めにお好きな生物学をお選びになったのです。

射手座さま

コメントありがとうございます。

>昭和天皇が本当にお好きだったのは、歴史だったのです。

貴重な情報ありがとうございます。
私も本で読みました。そんなところでも立場を考える昭和天皇はやはりすごいです。
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ヘカテー

Author:ヘカテー
皇太子ご一家大好きの神奈川生まれの神奈川育ちの神奈川県民。昭和生まれの平成育ち。真っ当な日本が好きなだけだにゃ~
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